みにくいアヒルの子
作者のアンデルセンは、とても貧しい家庭で育ちました。
夢だったオペラ歌手になることは諦めたものの
周囲の助けもありなんとか大学へ進学することができました。
しかしいじめを受ける日が続き、孤独な日々を送ったといいます。
卒業後はヨーロッパの各地を転々としながら、
詩や小説、童話を創作。行く先々で貧富を問わずさまざまな人と交流をし、
愛される物語を生み出す作家となりました。
物語の中で
アヒルの親のもとに生まれた黒い雛は、容姿のみにくさからいじめを受け
死を覚悟しますが、
最終的には自分が白鳥だと気付いて幸せに暮らすことができました。